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ポップコーンが世界を救う?!TOHOシネマズの学校給食支援について

認定NPO法人国連WFP協会が実施する「レッドカップキャンペーン」に、映画館運営のTOHOシネマズが参加しています。3月1日(水)から映画館で売り上げの一部がチャリティーとなるポップコーンを発売しており、社会貢献を目指しています。

レッドカップキャンペーンとは?

レッドカップキャンペーンは、商品連動型社会貢献の一つで、企業がキャンペーンマークを付けた商品を販売し、売上の一部が国連WFPの学校給食支援に寄付されます。2011年から始まり、現在では70社(2022年8月末時点)が参加し、約2,000万人以上の子どもたちに学校給食を届けるなど大きな支援の輪を広げています。

TOHOシネマズの取り組み

TOHOシネマズは、全70劇場でポップコーン(塩/キャラメル/塩&キャラメル)やポップコーンセットを対象商品として販売。売上の一部が国連WFPの「学校給食支援」に寄付されます。

実施期間は2023年3月1日~2024年2月29日です。

国連WFPの学校給食支援とは?

学校給食支援は、80カ国以上で1,500万人の子どもたちに無料で給食を提供する支援です。給食があることで親が子どもを学校へ通わせるようになり、栄養たっぷりの学校給食を食べること(SDGs2)で子どもたちの教育の機会が広がります。(SDGs4)そして成長していくにつれ、自分の夢を持った若者は社会や国の発展の力にもなります(SDGs8, 10など)。

このように、学校給食支援は多くのSDGsの貢献にもつながります。

国連WFP協会 鈴木邦夫事務局長のコメント

2022年、国連WFPは1億4000万人以上に支援を行いましたが、紛争、気候危機、新型コロナウイルス感染症、価格の高騰の影響で世界の飢餓問題は悪化しています。特に影響を受けやすいのが、女性や子どもなど社会的に脆弱な立場におかれる人びとです。そんな中、TOHOシネマズ様がレッドカップキャンペーンに参加してくれることに感謝しています。ポップコーンを食べながら映画鑑賞を楽しむひと時が途上国の子どもたちのはじける笑顔と膨らむ夢につながります。ぜひ劇場でポップコーンをお楽しみください。

国連WFPとは

国連WFPは、飢餓をゼロにすることを使命に活動する国連唯一の食料支援機関です。災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、123の国と地域で活動しており、2020年にはノーベル平和賞を受賞しました。

認定NPO法人 国連WFP協会とは

国連WFP協会は、国連WFPを支援する認定NPO法人で、日本における国連WFPの公式支援窓口です。募金活動のほか、企業・団体との連携、広報を通じて、日本における支援の輪を広げています。

 

正式名称 特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会
英文名称 Japan Association for the World Food Programme
代表者 会長  安藤宏基 様
所在地 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜6F

 まとめ

TOHOシネマズが「レッドカップキャンペーン」に参加し、映画館で売り上げの一部がチャリティーとなるポップコーンを販売しています。社会貢献と良質のエンターテインメントを提供することを目指し、国連WFPの学校給食支援に貢献します。子どもたちの教育の機会を広げ、世界の飢餓問題に取り組むため、映画館でポップコーンをお楽しみいただき、この素晴らしい取り組みを支援しましょう。