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女性の多い職場で喜ばれる社員食堂メニューとは?

社員食堂をより多くの人に利用してもらうためには、利用しやすい金額であることや味が良いことも重要ですが、なにより社員が喜ぶメニューを提供できることが重要となります。
どのようなメニューを好むかは個人差がありますが、性別や年齢層によってある程度の傾向があるため、社員の構成と好みの傾向を組み合わせてメニューを考えていくとよいでしょう。
今回は、女性の多い職場で喜ばれる社員食堂のメニューについてご紹介します。

ヘルシーなメニュー

一般的に女性は男性に比べると、体型や肌の状態など美容に対する意識や健康意識が高い傾向があります。体型をキープしたり理想の体型を手に入れるためにカロリー制限を行っている、食物繊維を多く含む食品や発酵食品を多く摂るよう意識しているなど食へのこだわりが強い人も多いため、女性向けのメニューを考える上では「ヘルシーであること」が特に重要となります。
脂身が少ない種類や部位の肉を使っている、油で揚げるのではなくオーブンで焼いているなど、内容や素材、調理方法でヘルシーに仕上げてあるだけではなく、ビタミンやミネラル、食物繊維がしっかりとれる野菜や海藻、キノコなどを多く使ったメニューが喜ばれるでしょう。
例えば、脂質が多くカロリーが高い唐揚げも、モモ肉ではなくムネ肉を使い、油で揚げるのではなくノンオイルフライヤーなどで調理してあればカロリーが抑えられて女性にも喜ばれます。

 

彩りがよく季節感があるメニュー

女性は男性に比べると色彩感覚に優れ、華やかな物を好む傾向があります。その傾向は服や雑貨などはもちろん食事についても言えることですので、盛り付けがよいことや彩りがよいことも意識してメニューを決めるとよいでしょう。見た目がよい料理は食欲向上やモチベーションアップの効果もあるため、男性社員にも喜ばれるでしょう。
また、旬の食材を使ったメニューや季節のイベントを意識した季節感があるメニューを取り入れると生活にメリハリが生まれ仕事の意欲も高まります。

 

フルーツやデザートメニュー

フルーツを使ったメニューやデザートメニューは気分をリフレッシュさせる効果があり、女性はもちろん男性にも好まれやすいメニューです。
ただし、甘いものは「食べたいけれど食事制限中だから食べられない」「食事制限中なのに食べてしまった」というような精神的なストレスの原因になることがあります。食後の血糖値が高くなって強い眠気を感じる原因になることもあるので、脂肪分や糖分が多くなり過ぎないようにする注意が必要です。

 

「食べた後」が気にならないメニュー

匂いがきつい料理や歯にくっつきやすい料理は、食べた後に匂いが残らないかなど不安を感じてしまいます。近年は感染防止としてマスクを着用しているため、人と会うときに口臭などが気になるということはなくなりましたが、反面、マスクの中が臭いと感じることも多いようです。特に、女性は匂いに敏感な傾向があるため、匂いを含め、「食べた後」が気にならない、気になりにくいメニューが喜ばれるでしょう。

 

まとめ

カロリーや糖分などに配慮した健康的な食事は、女性だけではなく男性にも多くのメリットがあるため、ボリューム不足にならないよう注意すれば男性にも喜ばれる内容となります。メニューの量や内容を工夫すれば女性も男性も喜ぶ社員食堂にできますので、栄養士なども交えながらメニューを考えていくとよいでしょう。