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ケータリングサービスや出前、デリバリーの違いは何ですか?

クリスマスや忘年会などイベントが多い冬は、取り寄せた料理を自宅などで楽しめるケータリングや出前、デリバリーの利用が増えるシーズンです。
しかし、いざ料理を注文しようと思ってもケータリングにすればよいのか出前やデリバリーにすればよいのかわからない、そもそも何が違うのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ケータリングサービスや出前、デリバリーの違いをご紹介します。

出前とデリバリーは基本的に同じ

出前とデリバリーは調理済みの料理を自宅やオフィスなど指定した場所に配達するサービスのことで、言葉は違いますが基本的には同じサービスです。
料理の配達は、調理を行う飲食店が雇っているスタッフが配達するケースと、調理を行う飲食店が配達サービスを行っている業者と提携して料理を運んでもらうケースがあります。一般的に「出前」というと飲食店のスタッフが配達する方式を指していることが多く、「デリバリー」はどちらの方式でも使われています。
また、「出前」は店内飲食可能な店舗があり、そこで提供しているものと同じ料理を配達するのに対し、「デリバリー」は店内飲食可能な店舗が存在しているケースと存在していないケースがあります。
しかし近年、「出前」と呼ばれていても配達サービス業者が配達していたり、飲食できる店舗が存在しない「出前専門店」が登場したりするなど、「出前」と「デリバリー」の区別はほとんどありません。
和食や中華料理は「出前」と呼ぶことが多く、洋食は「デリバリー」と呼ぶことが多いといった違いもありますが、いずれの違いも利用する人にはあまり関係なく、出前とデリバリーを区別する必要はあまりないといえるでしょう。

ケータリングとの違い

ケータリングは料理を配達するだけではなく、料理の配膳や盛り付けを行うスタッフや、グラスやお皿などの食器や道具の派遣やレンタルもついてくるなど、出前やデリバリーとは明らかに異なります。
ケータリングサービスはホテルやレストランがサービスを展開しているケースと、イベント業者がホテルやレストランと提携してサービスを展開しているケースがあります。イベント業者のケータリングサービスであれば、料理に関するサービスだけではなく、会場の飾りつけや司会進行、パーティーイベントの実施など総合的にプロデュースしてもらえることもあるなど、サービス内容は業者やプラン内容などによって異なります。
また、出前やデリバリーは最低注文数などが設定されていなければ一人前から注文可能なのに対し、ケータリングは五人前などある程度まとまった人数での利用が前提となってる点にも違いがあります。

 

まとめ

出前とデリバリーは料理だけ運んでもらうサービスですが、ケータリングは料理だけではなくスタッフや食器などがセットになっているサービスです。家族や仲間内の気軽な会食であれば出前やデリバリー、ホームパーティや企業内イベントであればケータリングというように、シーンに合わせて使い分けるとよいでしょう。