社員寮って食堂はある?!食堂付きの社員寮のメリット3つ。
2022年11月01日
就職後実家を出て社会人として生活を始めるにあたり、気になるのが「どこでどう生活しようか」ということです。会社の近くにアパートやマンションを借りて一人暮らしをするほか、近年はシェアハウスやルームシェアを利用する人も増えています。
また、就職先によっては社員寮を完備していることもあります。なかでも、食堂付きの社員寮は人気が高く、社員寮に魅力を感じて就職先を決めるという人もいるようです。
今回は、食堂付き社員寮のメリットをご紹介します。
スムーズに新生活を始められる
自分で一人暮らしを始める場合、自分で物件を探して賃貸契約を結び、家具を購入したりライフラインの開通手続きなどをしたりするなど、さまざまな手間や費用がかかります。必要なものを買い忘れてしまったり、必要ないものまで買ってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、社員寮であれば自分で物件を探したりライフラインの開通手続きを行ったりする必要はなく、家具や照明器具、食器といった生活用品類もほとんど買う必要がありません。寮の設備によっては必要最低限の衣類さえあれば新生活を始められることもあります。
また、社員寮であれば入居者の多くが顔見知りになるため、不安を感じたときやわからないことがあったときなどに相談できる相手も多く、安心して新生活をスタートすることができます。食堂付きの社員寮であれば顔を合わせる機会も多くなるため、安心感はより高くなるでしょう。
生活費が安くなる
社員寮の最大のメリットは住居費、光熱費などの生活費を節約できるということです。近年はWi-Fiなどの通信環境が整っている社員寮も増えているため、通信費も削減できるなど生活全般のコストを大幅に減らすことができます。
また、食堂付き社員寮であれば自分で食材を購入する必要がないため、食費を抑えることができるだけではなく、買い物に行ったときについやりがちな無駄遣いも減らすことができます。
収入が少なくても安心して生活できるだけではなく、生活費を抑えることで貯金もしやすくなります。
栄養バランスが偏りにくい
一人暮らしや食堂がついていない社員寮などで生活すると、自分で料理したり外食などをしたりする必要があります。仕事で疲れていたり収入が少なかったりすると、食費を抑えたい・手軽に済ませたいという気持ちから食事内容に偏りが出やすく、栄養バランスが崩れがちです。
また、健康のために野菜や魚を使ったメニューを取り入れようと思ってもどう調理すればよいかわからなかったり、自炊しようと思ってもキッチンの設備が不十分で料理がしにくかったりすることもあります。
食堂付きの社員寮であれば、自分で作ったり外に食べに行ったりする必要がなく、野菜や魚などを取り入れた栄養バランスの良い温かい食事をとることができます。
美味しくてバランスの良い食事は体を健康に保つだけではなく、精神的な満足感にも繋がります。体の病気を防ぐだけではなく、うつなど精神的な不調を予防する効果も期待できるでしょう。
まとめ
食堂付きの社員寮があると、住む場所が確保できるだけではなく、住み始めてからも安心して生活することができます。生活にかかる費用や手間を大幅に減らすことができるため、従業員にとってはかなり大きなメリットがあるといえるでしょう。
また、食堂付き社員寮は人材確保や従業員の健康管理、モチベーションアップなど、企業側にとってもメリットがありますので、社員寮の運営・導入を検討の際は食堂の導入も合わせて検討してみてはいかがでしょうか。