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オフィス出勤時のランチにおける感染症防止対策3つ。

新型コロナウイルス感染症の流行以来、オフィスでの感染症防止対策への関心が高まっていますが、感染症防止対策はインフルエンザやノロウイルスといった他の感染症にも効果があります。業務を円滑に進めるためだけではなく、健康を維持したり医療費を削減したりするなど様々なメリットがある感染症防止対策にはどのように取り組めばよいのでしょうか。
今回は、オフィス出勤時のランチにおける感染症防止対策についてご紹介します。

外食や買い出しなどを控える

接触する人の数が多くなるほど感染のリスクは高くなるため、人との接触をできるだけ減らすことは感染症対策の基本となります。特に、ランチタイムの飲食店やコンビニエンスストアは混雑しやすいため、他の時間帯に比べると感染リスクも高くなってしまいます。
オフィスコンビニや軽食の自動販売機の設置、お弁当などの宅配サービスや移動販売、社員食堂などを導入すればランチのために外出する必要がなくなり感染症にかかる可能性も下げることができます。
また、外出や移動の手間や時間も減らせるため、お昼休みを有効に使えるなどのメリットもあります。

時間や場所を分散して混雑を失くす

従業員が少なければランチタイムに混雑が発生することはあまりないかもしれませんが、ある程度人数がいる場合は混雑が発生しやすく一次的な3密(密閉・密集・密接)状態になってしまうことがあります。
また、従業員の人数によらず「食堂が狭い」「席の間隔が近い」「換気が悪い」など食事場所の環境によっては感染リスクが高くなってしまいます。
このような事態を避けるためにはランチタイムを分散したり、食事場所を分散させたりするといった方法が有効です。時間を分散させることが難しい場合は、通常の食堂に加え、普段は利用しない会議室をランチタイムに利用できるようにしたり、各自の席などで食事できるようにしたりするだけでも混雑を解消できます。

手洗いや消毒などを徹底する

種類などによって異なりますが、感染症はウイルスや病原菌が付いた手で触ったドアノブやテーブル、共用の什器やタオルなどを介して広がることがあります。
公共の場所に出入りしたり公共の道具を使用したりする際は手洗いと消毒を徹底するだけではなく、テーブルや椅子などは適宜消毒するなど衛生管理を徹底しましょう。
また、共用の手拭きタオルを廃止して使い捨てのペーパータオルに変更する、お箸やスプーンなどは個包装タイプの使い捨てのものを利用する、マイ箸・マイスプーンなどカトラリーは各自で用意する方式に変えるなど、道具を共用する機会を減らすことも感染症対策になります。

まとめ

オフィスでできる感染症対策には色々方法がありますが、どのような方法が最適であるかは業務形態や従業員の数などによって変わります。
現在どのような点に問題があるかを具体的に見極め、それぞれの状況にあった方法で感染症対策を行うとよいでしょう。