column

コラム

一覧に戻る

実はここが不満!!社員が思う社食の不満3つ。

社食は従業員向けの福利厚生として人気が高く、従業員の満足度を高める効果がありますが、その一方で不満を感じる人も多く、導入したけれど利用率が低い、どのように運営すればよいかわからないといった問題を抱えることがあります。
そこで今回は、社員が感じる社食の不満点とその解決法についてご紹介します。

利用料金が高い

社員食堂に対するニーズのは様々なものがありますが、なかでも要望として多いのは「利用料金が安いこと」です。そもそも、社員食堂は「食事補助」なので、従業員の負担が大きいと補助という感覚が薄れ、満足感も低くなってしまいます。
しかし、社員食堂の導入や運営維持にはある程度のコストがかかります。また、福利厚生の要件を満たすためには企業負担率や負担額の上限などを守る必要があるため、運営コストがかさむと自然と従業員の負担が大きくなってしまいます。
社員食堂の利用料金を下げるためには初期費用や運営維持費用を削減することが必要となります。しかし、食材の質を落としたり品数や量を減らすなどすると「安かろう悪かろう」になってしまい、満足感をあげることはできません。
社食の運営委託サービスなどを導入すれば、料理やメニューの質を落とさずに初期費用や運営維持費を削減することができ、利用料金も下げることができます。

外勤やリモートワークだと利用できない

会社に出勤している従業員は社員食堂を利用することができますが、営業職などで外に出ていることが多い従業員やリモートワークの従業員は社員食堂を利用することができません。そのため、食事補助を受けられる従業員と受けられない従業員の差が生まれ、不公平感や不満感に繋がることがあります。
外勤やリモートワークの従業員数など状況によって最適な解決方法は異なりますが、食事券制度やデリバリーサービスを導入すると外勤やリモートワークの従業員でも食事補助を受けられるようになります。

食べたいものがない・飽きる

社員食堂の不満点として多いのが「食べたいものがない・飽きる」といった料理内容に対する不満です。この問題を解決するためには、まず従業員がどのようなものを食べたいと思っているか、具体的にどのような点に不満を感じているかなどを調査し、具体的な改善点を見つける必要があります。野菜が少ない、揚げ物ばかりで不満、ボリュームが足りない、辛すぎる・味が濃すぎるなど、従業員の不満がわかれば味付けや内容などを改善することができます。
また、メニューのマンネリ化を防ぐためには、季節やイベントに合わせてメニューを変えたり、従業員のリクエストメニューを取り入れてバリエーションを豊かにしたりといった方法が考えられます。

まとめ

このほか、利用時間が短くて利用しづらい、昼食時間の混雑を解消して欲しい、一人でゆっくり食事したいなどの不満を感じていることもあります。まずはアンケートなどで調査を行い、改善点を検討することから始めてみてはいかがでしょうか。