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疲れが取れないのは食事が原因?!疲れやすい人に共通する食事の問題点と改善法について。

年齢を重ねてから疲れやすくなった・疲れが取れにくくなった、特定の季節や時期にだけ疲れやすいなど、体の疲れに悩んでいる人は少なくありません。睡眠時間を増やす、しっかり入浴するなど生活習慣を見直すことで疲れを解消できることもありますが、どうしても疲れが取れないという場合は食事に原因があるのかもしれません。
今回は、疲れやすい人に共通する食事の問題点と改善法についてご紹介します。

共通する問題点

食事には日々の活動のためのエネルギーを補給する役割や活動によってダメージを受けた体を修復する役割があります。食事で得られる栄養素には炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどがあり、それぞれ異なる働きを持っているためバランスよく摂取することが重要となります。
体が疲れやすい人や疲れが取れにくい人の多くは栄養が偏っていることが多く、中でもビタミンやミネラルが不足している傾向があります。
特に女性はダイエットを目的とした食事制限により全体的に栄養素が不足しやすく、カロリーも不足しやすいなど疲れやすい・疲れが取れにくい食生活になっていることがあります。
また、食べたものから栄養を取り出すためには消化が必要となりますが、消化活動は体にある程度の負担がかかるため消化しにくいものを大量に食べたり、食事の時間が遅く睡眠中も消化器官を休めることができなかったりすると体に疲れが残ってしまいます。
さらに、過度の飲酒や暴飲暴食などで胃腸や肝臓が弱っていると消化活動や疲労回復の機能が低下します。

ライフスタイルや性別、年齢などによって違いはありますが、疲れやすい人・疲れが取れない人の食生活には次のような特徴があります。

 

・食事に偏りがありビタミンやミネラルが不足している
・間違った食事制限でカロリーやタンパク質が不足している
・食事時間が不規則だったり遅い時間に食事することが多い
・食べ過ぎたり、飲み過ぎたりする

食事の改善法

疲れやすい・疲れが取れにくい食生活を改善するためには、間食を控えて規則正しい時間に食事するよう食習慣を見直すだけではなく、食事内容も改善する必要もあります。
野菜や海藻、キノコなどビタミンやミネラルを豊富に含む食材を積極的に取り、カロリーやタンパク質は不足しない程度にとりましょう。
また、夜は肉類や脂質の多い料理など消化しづらいものを避ける、お酒を飲みすぎないことも大切です。
加えて、疲労回復に効果があるといわれるビタミンB1、B2、鉄、カルシウム、クエン酸を含む食材を意識して取る、腸内環境を整える食物繊維や乳酸菌などを取るなどするとよいでしょう。

まとめ

不足している栄養素はサプリメントなどで補うことができますが、サプリメントは摂取量の調節が難しく過剰摂取になることがあるほか、体質的に合わないということもあるため、普段の食事からとることが理想です。
しかし、自炊が難しい、どの栄養が不足しているかわからないなどの理由で、バランスの良い食事に切り替えることが難しいこともあるでしょう。
そのような場合は、栄養士監修の料理が届く宅食サービスを利用すると、手間や時間をかけずバランスの良い食事を取ることができます。