介護施設でも楽しみたい「秋のおやつ」。愛知の柿やいちじく、さつまいもから考える季節の食事
2026年10月14日

秋になると、「今日は何を食べようかな」と考える時間が少し楽しくなりませんか。
柿、いちじく、栗、さつまいも。甘いものが好きな私は、この時期になるとつい売場で立ち止まってしまいます。特別に高価なものではなくても、旬の果物を一切れ食べるだけで「ああ、秋だな」と感じる。食べ物には、季節を思い出させてくれる力があります。これは介護施設の食事でも、とても大切なことだと思います。
愛知にも、秋を感じるおいしい果物がある
愛知県というと、野菜や畜産物のイメージが強いかもしれませんが、県内ではさまざまな果物も育てられています。例えば、秋を代表する果物の柿。そして、夏の終わりから秋にかけて楽しめるいちじく。新城地域では「桝井ドーフィン」という品種のいちじくが栽培され、8月から10月頃に地元の産直にも並ぶようです。
いちじくは、そのまま食べるのはもちろん、コンポートにしてヨーグルトに添えたり、やわらかく煮てデザートにしたりしてもおいしい食材です。柿も、小さく切ってそのまま楽しむだけでなく、やわらかさに配慮しながらデザートへ応用できます。
そして秋のおやつといえば、やっぱりさつまいも。蒸したさつまいも、茶巾しぼり、スイートポテト風、さつまいもプリン。ほんのりした自然な甘さは、どこか懐かしさがあります。私も秋になると、焼き芋を見かけるとかなりの確率で買ってしまいますね。あの香りにはなかなか勝てません(笑)
介護施設のおやつは「栄養補給」だけではない
介護施設のおやつには、エネルギーや水分を補うという役割もあります。ただ、それだけで終わらせてしまうのは少しもったいない気がします。「今日のおやつは何だろう」「あら、柿が出たね」「昔は家にも柿の木があったよ」食べ物をきっかけに、そんな会話が生まれることがあります。
給食は栄養を届けるものですが、同時に、人の記憶や会話にもつながるものです。特に高齢者施設では、毎日の生活の中にどれだけ小さな楽しみをつくれるかが大切です。旬の食材なら、それを自然に演出できます。もちろん、ご利用者様によって噛む力や飲み込む力は違います。普通食ではそのまま提供できる食材でも、状態によっては刻む、やわらかく加熱する、ペースト状にするなどの工夫が必要です。だからこそ、「秋らしいものを出したい」という気持ちと、安全に召し上がっていただく工夫の両方が大切なのだと思います。
地元の季節を、毎日の給食に少しずつ
魚初でも、季節を感じていただけるメニューや行事食、地元の食材を大切にしています。何でも「愛知県産」で揃えれば良い、ということではありません。無理なく使えるものを取り入れながら、その土地らしさや季節らしさを食卓に添えていく。そのくらいが、毎日の給食にはちょうどいいのかもしれません。
例えば秋なら、
「今日は愛知の食材を使ったよ」
「今が旬なんですよ」
そんな一言を献立表に添えるだけでも、食事への関心は変わります。
管理栄養士さんや厨房スタッフの皆さんが、地域の産直やスーパーを歩きながら「これ、施設でも使えないかな」と考える。そんな献立づくりも、とても素敵だと思います。魚初が目指しているのも、単に決められた食事を毎日届けることではありません。地元愛知で暮らす方に、愛知らしい食の楽しさを感じてもらうこと。旬のおいしさに出会ってもらうこと。そして「今日もおいしかった」と笑顔になってもらうことです。
愛知県で介護施設の給食委託会社をお探しの方や、今の施設給食をもう少し楽しいものにしたいと感じている方は、ぜひ一度魚初へご相談ください。試食を通じて、魚初が考える「毎日食べたくなる給食」も体感していただければと思います。




